台中観光情報
台中はモダンな都市で、台湾の茶芸館文化を生んだカフェと喫茶文化の発祥地なんです。台中市内は整備の整ったモダンな街並みに観光スポットが点在していて、台中駅を中心に扇状になっており、ゆっくりのんびり街歩きができる台湾第二の大都市です。
また、台中MRT緑線が開通し、市政府をハブにしてさらにアクセスが便利になりました。また日本統治時代から残る建築物も多く、台中駅旧駅舎、旧台中市役所、彰化銀行本店、現在もにぎわっている第二市場、合作金庫銀行台中分行、太陽餅博物館、台中神社があった台中公園、帝国製糖廠や台中市長公館などが残っています。

金典酒店台中(スプレンダーホテルタイチュン)と金典緑園道商旅(パークレーンイン)は、台中駅を起点に北西へ延びる台湾大道沿いに位置し、周辺にはおしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ、近年注目の集まるエリアにあります。
ホテル最寄りのバス停「科博館」からは、300、309、310番のバスで台湾鉄道「台中駅」1階のバス停までアクセスできます。また、逆方向のバスに乗車し「市政府」で下車すれば、台湾高速鉄道「台中駅」と台中北東部の北屯總站を結ぶ台中MRT緑線を利用して、台中の主要な観光スポットへも簡単にアクセスできます。
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旧台中駅舎
1917年に建てられた、日本統治時代の台湾の鉄道網整備において重要な拠点であった台中駅の象徴的な建物です。台湾の近代化を語る上で、欠かせない存在となっています。
建物の特徴
東京駅などを設計した辰野金吾の流れを汲む「辰野式」建築が採用されています。赤レンガと白い花崗岩を組み合わせた左右対称で安定感のある外観が特徴的です。
屋根にはバロック様式のドームがあり、その美しさを際立たせています。
玄関上部には、当時台湾を統治していた日本の皇室の紋章である「菊花紋」が装飾されています。
台中鉄道文化園区
旧駅舎を含むエリア一帯は「台中鉄道文化園区」として整備され、当時の切符売り場や改札、ホームなどが当時の面影を残したまま保存されています。美しい外観は、写真撮影スポットとしても人気を集めています。
歴史的価値
台中駅旧駅舎は、台湾の鉄道史や建築史において非常に重要な価値を持つ建造物です。その美しい姿は、多くの人々に感動を与えています。
台中駅旧駅舎は、台湾の歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。ぜひ訪れて、その魅力を体感してみてください。

台中國家歌劇院
台湾中部の台中市にある、台湾で最も大きな公共コンサートホールです。2016年8月26日にオープンしました。
建物の特徴
独創的なデザイン: 日本の有名な建築家、伊東豊雄氏が設計しました。58枚の曲面壁を使った、他に類をみないデザインが特徴です。
建物のコンセプトは「美しい音の洞窟」です。
曲線を多用した壁や穴、チューブのような形を取り入れ、まるで洞窟の中にいるような感覚になります。
支柱となる柱がない特殊な構造で、建物全体が一体となったような印象を与えます。
ガラスをたくさん使い、自然光をたくさん取り入れるように工夫されています。これにより、建物の中と外の境界線があいまいになり、開放的な空間が生まれます。
壁面で直角になっている部分が一つもないという、とても斬新な建築物です。
施設
3つの劇場: 大劇場、中劇場、小劇場の3つの劇場があります。
その他の施設として、屋外劇場、レストラン、カフェ、書店などもあり、公演がない日でも楽しめるようになっています。
建物概要
延床面積: 57,685平方メートル
台中国家歌劇院は、その美しい建築と、様々な催し物を通じて、台湾の文化発展に大きく貢献しています。ぜひ一度訪れて、その魅力を体験してみてください。
アクセス
台湾高速鉄道台中駅からタクシーで約15分
台湾鉄道台中駅からバスで約30分
公式サイト
台中国家歌劇院:https://www.npac-ntt.org/en

宮原眼科
宮原眼科は、日本統治時代の1927年に日本人眼科医の宮原武熊氏が建てた眼科医院でした。
戦後は台中衛生院となり、その後老朽化により長らく放置されていましたが、2010年に台中市にある「日出グループ」がリノベーションを行い、当時の面影を残し、女性に人気のおしゃれな空間となっており、写真撮影スポットとしても人気の観光スポットです。台中を訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみてください。
建物の特徴
バロック様式の赤レンガ建築で、台湾の歴史的建造物百景にも選ばれています。内装は、病院だった頃の面影を残しつつ、ハリーポッターのような図書館をイメージした内装が特徴的です。
販売商品
店内では、パイナップルケーキをはじめチョコレートケーキやチョコレート菓子、台湾茶や中国茶などが販売されています。
また、アイス店が併設されていて、18種類以上のアイスクリームがあり、トッピングも豊富で、常に行列ができています。
アクセス
台鉄台中駅より徒歩約4分です。
公式サイト 宮原眼科
https://www.miyahara.com.tw/index-go.php

道禾六藝文化館
日本統治時代の武道場「台中刑務所演武場」をリノベーションした文化施設です。日本統治時代,監獄官や警察官が日常の鍛錬のため、剣道や柔道場として使われていました。
建物は、煉瓦造りの和風建築で一部が木造となっております。
現在は「惟和館」と名付けられおもに剣道場として使われております。
アクセス
台鉄「台中駅」より徒歩約15分

台中文学館
1932年、日本統治時代の警察官舎群を近年リノベーションした文化施設で、台中市の文学を紹介する資料館として利用されています。
木材をふんだんに使用した温かみのある建物で、大きなガジュマルの木がある庭園があり、柳川沿いに広がる緑豊かな空間には文学にちなんだオブジェや展示があります。
アクセス
台鉄「台中駅」より徒歩約15分
公式サイト 台中文学館
https://www.tlm.taichung.gov.tw/

帝国製糖廠台中営業所
1935年に建設された歴史的建造物で、日本統治時代の名残を今に伝える貴重な存在です。当時は砂糖の製造・販売拠点として重要な役割を担っていましたが、現在はリノベーションされ、文化施設「台中文化創意産業園区」の一部として新たな息吹を吹き込まれています。
この建物は、赤レンガを基調とした重厚感のある外観が特徴で、随所に見られるアーチ型の窓がデザインのアクセントになっています。当時の建築様式を間近で見ることができ、歴史を感じることができます。
帝国製糖廠台中営業所を含むエリアは、「台中文化創意産業園区」として整備されており、様々なショップやレストラン、アートギャラリーなどが集まっています。また、星泉湖という人工湖周辺は生態園区となっており、豊かな自然の中でゆったりと散策を楽しむことができます。美しい景色の中で写真撮影を楽しむ人も多く、人気のスポットとなっています。
台中文化創意産業園区は、歴史的な建造物を見学できるだけでなく、文化施設として様々な体験ができる場所でもあります。アート作品を鑑賞したり、美味しい食事を楽しんだり、思い思いの時間を過ごすことができます。
台中を訪れる際には、ぜひ帝国製糖廠台中営業所と台中文化創意産業園区に足を運んでみてください。歴史と文化が織りなす魅力的な空間で、きっと素敵な思い出を作ることができるでしょう。
アクセス
台鉄「台中駅」から徒歩約15分

台中駅鐡道文化園区
日本統治時代の1917年に建設された旧台中駅舎をリノベーションした文化施設です。鉄道に関する資料や模型、車両などが展示されています。様々なイベントが開催され、鉄道文化に触れることができます。休憩や食事を楽しめる施設もあります。人気のスポットです。
公式サイト 台中駅鐡道文化園区
https://www.tcrp.com.tw

緑空鉄道1908
緑空鉄道1908は、台湾中部の台中市にある鉄道高架化に伴い、使われなくなった旧線路跡をリノベーションした公園です。全長21.7kmの緑の回廊の一部で、台中駅から南北に伸びる1.6kmの区間が「緑空鉄道」として整備されています。
途中鉄道関連のオブジェなどが置かれ、のんびり古い線路に沿って歩いてみませんか?
アクセス
台鉄「台中駅」から徒歩約5分

第二市場
台中市中心部に位置する第二市場は、1917年に開設された歴史ある市場です。日本統治時代には「新富町消費市場」と呼ばれ、高級品を取り扱う「日本人の市場」として知られていました。
市場のシンボル「六角楼」
市場の中央には、六角形の建物「六角楼」があります。3本の翼廊が放射線状に伸び、周囲を店舗が囲む独特な構造は、市場のシンボルとなっています。平日の午前中のみ2階の見学が可能です。
美食が集まるB級グルメの殿堂
現在の第二市場は、B級グルメの殿堂として知られています。地元民に愛される老舗の味から、新しいトレンドグルメまで、様々な料理が楽しめます。
おすすめグルメ
山河魯肉飯: 柔らかく煮込まれた豚の角煮が白いご飯の上にのせられた魯肉飯は、第二市場の名物料理です。
麻薏湯: 夏限定のモロヘイヤスープで、しらすとサツマイモが具材として入っています。
その他: 魚丸湯、肉包、カキオムレツ、台湾風おにぎりなど、様々な台湾料理が楽しめます。
アクセス
台湾鉄道台中駅から徒歩約15分
台中市バス「第二市場」バス停下車

緑川水岸廊道
台中市の中心部を流れる緑川は、かつては「新盛渓」と呼ばれていましたが、1912年に台湾総督の佐久間左馬太が緑豊かな風景にちなんで「緑川」と改名しました。戦後は都市化とともに水質汚染が進みましたが、近年は河川改修工事や浄化場の整備により、美しい水辺空間として生まれ変わりました。
緑川水岸廊道は、緑川に沿って整備された遊歩道で、水と緑に囲まれた憩いの場となっています。川沿いには様々な植物が植えられ、四季折々の風景を楽しむことができます。また、アート作品やライトアップも施され、夜には幻想的な雰囲気に包まれます。
緑川水岸廊道周辺には、宮原眼科や中山緑橋などの歴史的建造物もあり、歴史散策も楽しめます。宮原眼科は、日本統治時代の眼科医院をリノベーションした建物で、現在はカフェやレストランとして利用されています。中山緑橋は、日本統治時代に架けられた橋で、歴史的な価値が高い建造物です。
緑川水岸廊道は、台中市の観光スポットとして人気を集めています。昼間は散策やピクニックを楽しむ人々で賑わい、夜にはライトアップされた美しい風景を楽しむことができます。また、周辺のレストランやカフェで食事や休憩をするのもおすすめです。
アクセス
台鉄「台中駅」から徒歩約5分

宝覚寺
宝覚寺は、1927年(昭和2年)日本統治時代に建立された寺院であり、日本の臨済宗妙心寺派に属しています。台湾にありながらも日本の寺院の形式を残しており、その独特な雰囲気も魅力の一つです。
弥勒大仏像: 宝覚寺のシンボルとも言えるのが、高さ約30メートルの弥勒大仏像です。七階建ての高さがあり、その大きさは圧巻です。
旧正殿は、日本式寺廟建築の伝統的な要素を残す鼓楼式建築です。
宝覚寺には、日本統治時代に台湾で亡くなった日本人の墓地があります。
アクセス
台鉄「台中駅」からタクシー約15分

孔子廟
台中孔子廟は、台湾の台中市にある孔子廟です。中国の伝統的な建築様式を用いて建てられたこの廟は、静かで荘厳な雰囲気を持っています。毎年9月28日の孔子誕生日に盛大な式典が執り行われることでも知られています。
台中孔子廟は、1970年に創建されました。台中市は、孔子を祀る場所として、宋朝時代の四方形宮殿式建築を採用しました。これは、近くにある清代の宮殿式建築と彩色を用いた忠烈祠との違いを際立たせるためです。
建築と特徴
台中孔子廟の建築は、中国の「曲阜孔廟」を参考にしています。廟内は、大成門、櫺星門、大成殿などの主要な建物で構成されています。特に、大成殿は、孔子と72人の弟子たちが祀られており、その壮大な建築と装飾は訪れる人々を魅了します。
アクセス
台鉄「台中駅」より台中市バスにて「莒光新城バス停」あるいは「台湾體大體育場バス停」で下車すぐ

審計368新創聚落
審計368新創聚落(審計新村)は、台湾台中市にある人気の観光スポットです。元々は政府の宿舎として使われていた場所ですが、リノベーションを経て、おしゃれなショップやレストランが立ち並ぶエリアに生まれ変わりました。
建物は昔ながらのスタイルを残しており、懐かしい雰囲気を楽しめます。写真映えするスポットとしても人気です。
若手クリエイターやデザイナーによる個性的なショップが多く、他では見られないアイテムが見つかります。
また、レストランやカフェも充実しており、台湾のB級グルメからおしゃれなカフェまで、様々なグルメを堪能できます。
アクセス
台湾鉄道「台中駅」からタクシーで約10分
または、 台中市バスにて「向上國中」下車徒歩3分

逢甲夜市
逢甲夜市(ほうこうよいち)は、台湾台中市にある台湾最大の夜市の一つで、地元の人々や観光客に非常に人気があります。
逢甲夜市は、1963年に逢甲大学が現在のキャンパスに移転したことがきっかけで発展しました。大学の正門前に学生向けの飲食店や雑貨店ができ、それが徐々に拡大して夜市となりました。 逢甲夜市は、台北の士林夜市と並ぶ台湾最大級の夜市と言われています。多くの店舗や屋台では、台湾の伝統的なB級グルメから最新のトレンドグルメまで、様々な種類の食べ物を楽しむことができます。特に、大腸包小腸、蚵仔煎、臭豆腐、タピオカミルクティーなどは必食のメニューです。
また、ファッション、雑貨、お土産など、様々な商品を購入することができます。
アクセス
台鉄「台中駅」よりバスにて逢甲大学(逢甲路)下車
または、台中MRT緑線「文化櫻花駅」よりバスにて約10分

彩虹眷村
彩虹眷村(さっこうけんそん)は、台湾の台中市にあるカラフルで写真映えする観光スポットです。元々は軍人やその家族が住んでいた集落(眷村)でしたが、再開発で取り壊される予定でした。しかし、そこに住んでいた黄永阜さんという方が、壁や建物にカラフルな絵を描き始めたことがきっかけで、その美しさが評判となり、観光スポットとして保存されることになりました。
彩虹眷村の魅力
カラフルな壁画を背景に、SNS映えする写真がたくさん撮れます。
アクセス
台鉄「台中駅」からバスにて「彩虹村(嶺東南路)」で下車
または、タクシーにて約20分

聚奎居
聚奎居(しゅうけいきょ)は、台湾の台中市にある歴史的建造物で、その独特な建築様式と歴史的背景から、多くの観光客や写真愛好家を惹きつけています。
聚奎居は、1920年代に建てられた、バロック様式と中国の伝統的な建築様式が融合した邸宅で、西洋のバロック様式と中国の伝統的な三合院(さんごういん)様式が融合している点です。建物はレンガ造りで、美しいアーチや柱、装飾が施されています。また、広大な庭園や池もあり、当時の邸宅の豪華さを物語っています。
アクセス
台鉄「台中駅」よりバスを利用していくことも可能ですが、タクシーを利用したほうが便利です。

緑光計画範特喜文創聚落
緑光計画範特喜文創聚落(グリーンライトファンタジーカルチャービレッジ)は、台湾の台中市にある、リノベーションされた古い建物を活用したクリエイティブな複合施設です。もともとは台湾水道公司の職員住宅でしたが、范特喜文創によってリノベーションされ、2013年にオープンしました。
日本統治時代の建物をリノベーションした建物は、懐かしい雰囲気を醸し出しています。緑豊かな庭や路地もあり、散策するだけでも楽しめます。
手作りの工芸品、古書、デザイン雑貨など、個性的なショップが数多く出店しており、ここでしか買えないお土産や掘り出し物が見つかるかもしれません。また、レストランやカフェも充実しており、台湾のB級グルメからおしゃれなカフェまで、様々なグルメを堪能できます。
アクセス
台鉄「台中駅」からバスにて「茄苳腳」で下車
またタクシーにて台中駅から約15分