歴史的価値の高い鉄道施設です。
台湾鉄道は、6月2日から10月9日まで「マイクロリノベーション」プロジェクト実施のため、彰化扇形庫を一時閉鎖して、入り口から鉄道展示エリアまでの動線を再計画し、見学ルートをよりよく把握するよう改善するということです。
彰化扇形庫は、その名前の通り扇を広げたような形をした車庫で、中央に転車台(ターンテーブル)があり、そこから放射状に複数の線路が伸びています。1922年(大正11年)に建設が始まり、1932年(昭和7年)に現在の12列の車庫が完成しました。台湾の日本統治時代の産業遺産の一つとして、重要な意味を持っています。現在、彰化扇形庫は台湾で唯一現存する扇形庫となっています。
彰化県を訪れるとき必見の観光スポットとなって、10月10日にリニューアルオープンします。