埔里は台湾の中央にある山あいの盆地にある町
日本統治時代には紅茶製造の拠点となるなど、農業や産業が発展しました。特に、水の質の良さから製紙業が栄え、「紙の故郷」とも呼ばれていました。また、北海道大学の演習林が設置されるなど、日本とのつながりも深く、台湾コーヒーの栽培においても重要な役割を担いました。
観光スポット
台湾地理中心碑: 台湾の地理的中心を示すモニュメント。虎頭山の麓にあり、山頂からは埔里盆地の美しい景色を一望できます。
埔里酒廠: 紹興酒の醸造過程を見学できる観光工場で、紹興酒を使ったアイスクリームやソーセージなども楽しめます。
紙教堂(ペーパードーム): 阪神・淡路大震災で被災した教会が台湾に移築されたもので、日本と台湾の交流の象徴となっています。
広興紙寮: 伝統的な手すき紙の製造工程を見学したり、紙作りの体験ができる工房です。
寶湖宮天地堂地母廟: 台湾で珍しい地母神を祀る廟で、独特の建築様式と美しい景色が楽しめます。
中台禅寺: 広大な敷地と壮麗な建築が特徴の仏教寺院で、宗教建築としてだけでなく、その規模と美しさに圧倒されます。